プロ野球選手の歴史 セリーグとパリーグ

日本のプロ野球の歴史は長いですが、誰でも聞いた事がある言葉にセントラルリーグとパシフィックリーグがあり、それぞれ訳してセリーグ・パリーグと呼ばれ、2リーグ制でシーズンを送っています。

本来は日本の野球は、日本野球連盟であり8チームの1リーグ制として1936年から始まっています。1949年11月に開かれた各球団代表者会議によって新球団の加盟をめぐり分裂し現在の2リーグ制になっています。プロ野球再編成問題と呼ばれる事件として有名で、途中から参加して甘い汁を飲むのは認めないというものです。
しかし、翌年の1950年から正式にセリーグとパリーグに分かれてスタートする事になりました。

分裂する前の日本野球連盟時代から、アメリカのメジャーリーグの様に2リーグ制の総勢12球団で試合する方式を目標にしていた様です。名前のセントラルは中央、パシフィックは太平洋という意味でアメリカ大陸の地域割りを引用したものです。

野球

人気回復のためにファンサービス

セリーグとパリーグの12球団は、ファン離れを食い止めるために様々なファンサービスを行っています。

球場での人気選手の握手会やサイン会や球場を家族で楽しめる場所にするためリニューアルして美味しい食事が食べられるようにしたり、球団のマスコットキャラクターを使い試合の合間も楽しんでもらえるようにしています。

その結果、以前は巨人や阪神などのセントラルリーグが人気面を支え、パリーグの球団は実力で球界を支えていると言われていましたが、今では人気実力共にパリーグの球団も大きく球界に貢献しています。

どの球団も、ファンあってのプロ野球ということを改めて実感していると考えられます。